久しぶりの和歌山。
まずはキノクニエンタープライズさん。
https://www.kinokuni-e.com/index
やっちまった!
今年から、ランチタイム完全休憩のシステム導入をすっかり失念していました。
この時間帯は、電話もシャットダウン。ということで、即退散。
今回の主役はファインオートサービスさん。
http://www.fine-auto-service.com/
当社はファインさんの代理店ですから、早速、最近人気の品を紹介してもらいました。
「電磁ポンプ。しかも古いキャブエンジンの軽自動車用。販売していてビックリ、売れているんすよ」
確かに当社にも古い軽自動車の問い合わせ増えています。K-CARも旧車ブームなんですねえ。
「そうそう、ガスケットキットも、最近、大人気ですね」
http://www.fine-auto-service.com/gasket/index.html
これはうまく考えたなあ。
各車種ごとにフルセットにしてあるから、いちいち部品番号調べたり、必要箇所を確認するわずらわしさから解放。
その上、リーズナブル!
AE86に人気の5バルブエンジン用のオーバーホールキットを設定しているのが憎い。
ジムニーJA11用も人気商品だそうです。
ジム女なんて言葉が飛び出す時代ですからね。
そしてPP1ビート。
旧車、といえば、ハコスカ、ケンメリ、フェアレディZというイメージでしたが、もうクラシックカーの域。
ついこの間まで現役で戦っていたイメージのAE86、EG6、FD3Sなんてクルマたちも、発売から3~40年前後。エンジンオーバーホールは人気メニューの一つ。
年々増え続ける名旧車たちのために、ファインさんではガスケットだけでもごれだけの種類が設定済み。
「それにしても、めちゃくちゃ久しぶりやネエ。5月の連休明け以来」
毎月1度は訪問して、通販会社からみた日本のマーケティング情報をもらっていたのですが、コロナで3ヶ月も訪問していなかった。情報ください!
「最近、気になっているのは、若いユーザーの問い合わせと質問が多いこと。」
「質問は歓迎ですが、僕らの時代なら地元の先輩に相談した内容がほとんど」
SNSの発達で、人間関係が広くなった分、地元の濃い人間関係が希薄になったのかもしれませんね。
「となると、通販店はモノを売るだけではなく、一定の説明力が必要。かたやメーカーさんはネットでパーツをこ購入するユーザーに、”装着しやすい親切設計”なパーツの開発を重視する必要があります」
「もちろん技術、知識が必要な、プロショップ向けの競技専用部品の否定ではありません」
自身がレースや旧車好きハードチューニングを経験した上で、あえて今の若いユーザーを意識した商品開発の重要性を指摘してくれたのです。
ユーザー全員がレースやコンテストで優勝を狙っているわけでは無い。パーツ購入の目的、予算は十人十色。
でも、メーカーはお客様のニーズよりも、目の前の開発車両から”何がつくれるか”に意識がいってしまいがち。
昔は購入ハードルが高かったチューニングパーツ。今はネットで容易に購入出来るようになったことで、クルマに興味を持つ若い世代が増えつつあるように思えます。
コロナによるライフスタイルの変化の中、購入装着しやすい商品の拡充は、クルマ業界の活性化に繋がります。
この流れを教えてもらえただけでも、訪問した甲斐がありました。
どんなに忙しくても、考えることを絶対に止めない松岡代表の姿勢から学ぶことが沢山。
「人間は考える葦である」
とはまさに彼のこと。
当社も毎週土曜日は、新商品会議で「考える葦」に変身。
ここでの思考作業が、商品となって具現化されていきます。
考えるだけで行動しないのは、ただの頭でっかち。
考え無しにやみくもに行動するのは、ただの蛮勇。
考えたことを、実行に移す。この開発会議はワタシが入社する以前から30年以上続いています。
それにしても、暑いというより、熱い!
太陽の色がおかしい!
こんな時に仕事なんかしちゃダメ!
か~えろっと(笑)